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オンナノコのためのダイビング。

ジェルネイルで傷んだ爪

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ジェルネイルで傷んだ爪

ジェルネイル経験者の多くが爪トラブルを経験

指先を綺麗に、お洒落をしたいとネイルを楽しむ女性はたくさんいます。

ネイルは直接に身体に塗る薬品なので、トラブルが起きてしまうリスクはありますよね。

そして、そのトラブルの多くはジェルネイルで起きます。

マニュキュアはすぐに剥がれてしまうので、頻繁に塗り替えることで自爪の状態をチェックすることができます。

ですが、ジェルネイルは持続性が高く、人によっては1ヶ月近くも付けっぱなしの状況になることもありますよね。

この間、ネイルの下の自爪にトラブルが起こっていても気がつかない場合が多いでのです。

気がつかないうちに小さなトラブルが大きくなり、爪がボロボロになってしまったというケースも少なくありません。

爪トラブルはどんなものがある?

ネイルで起きる爪のトラブルは主に4つと言われています。

・爪カビ

・爪甲剥離症

・アレルギー

・爪水虫

などがあります。

爪カビ

爪カビは通称「グリーンネイル」と呼ばれる通り、爪が緑色に変色していきます。

緑膿菌という細菌が増殖し、症状が進むにつれ黒っぽく変色してしまうこともあります。

皮膚に存在する常在菌なので、ジェルネイルをしていない人でもなってしまうことがあります。

人にうつすことは殆どありませんが、高齢者や免疫力が低下している人は稀に感染してしまう場合も。

ほとんどが2週間程度で自然治癒しますが、爪が剥がれてきたり浮き上がってきた場合は皮膚科を受診しましょう。

 

爪甲剥離症

爪甲剥離症は、爪の先から付け根に向かって剥がれていく症状で、爪先の白い部分が広がっていくという現象が見られます。

炎症性角化症、爪への外力、マニュキュアなどの慢性的な使用、接触皮膚炎やカンジダ感染が大きな原因となります。

女性に多く見られますが、野球や体操など炭酸マグネシウムを使用するスポーツをおこなう人もなりやすいと言われています。

一度浮いた爪は皮膚と密着していないので、外的衝撃で割れやすくなってしまいます。

こまめに爪を切ること、消毒をすること、ネイルオイルやハンドクリームでケアする事がポイントです。

病原性以外の原因で爪甲剥離症になった場合は、ステロイド薬を塗る事で改善することもあります。

症状が進行してしまったら爪がなくなっていく可能性もありますので、長引く場合は皮膚科を受診しましょう。

 

アレルギー

ジェルネイルは薬品です。

普段でも化粧品などの化学物質に触れることで、思いもよらないアレルギーが見つかることがありますよね。

最初は何も感じていなくても、突然発症してしまうことがあります。

指先に痒みや痛みが出たり、水泡やブツブツができてしまうことも。

放置してしまうと全ての指先、手の全体が腫れてしまう事も起こりうるので、アレルギーの症状が出てしまったら早急に皮膚科の受診をお勧めします。

 

爪水虫

爪に厚みができて白く濁るのが特徴です。

カビの一種である白癬菌に感染して起こります。

足の水虫は人に感染ります。

爪水虫も同様に人に感染しますので、症状が出たら皮膚科を受診し自分に合った薬を処方してもらいましょう。

トラブルが起きたらどうする?

爪が薄くなったり傷んでしまったら、まずは爪を乾燥させましょう。

ジェルネイルを塗っている場合はジェルをオフします。

できれば丁寧にオフしたいので、サロンでオフしてもらうのが好ましいです。

爪がボロボロだと隠したい気持ちになりますが、悪化させないためにも爪の休息時間を作ってください。

ジェルネイルをお休みして、その間にネイルオイルなどで爪のケアをしましょう。

それでもトラブルが改善しない場合は、皮膚科を受診するのが良いです。

 

ジェルネイルで爪を痛めないためには、「無理にオフしない」「サンディングをやり過ぎない」ことを注意しましょう。

最近では、爪に優しい弱酸性のジェルネイルも販売されているので、試してみるのも良いかもしれませんね。