水中での華麗なパフォーマー「水中モデル」
テレビやCMで水中でパフォーマンスをしている人。
PVなどでも見かけることがあります。
たくさん存在するわけではありませんが、日本には「水中モデル」という職業があります。
その名の通り、水中で活動するモデル。
ですが、見栄えが良くてダイビングができるというだけで成り立つ職業ではありません。
今回は「水中モデル」にスポットを当ててみたいと思います。
どんなお仕事?
テレビやCM、PVのお仕事も多少はありますが、そんな華やかなお仕事ばかりではありません。
ダイビングショップの広告、ダイビング指導団体のイベントなど、ダイビング関連のお仕事がメインのようです。
水中モデルですので、水中写真や水中ビデオに関する知識をきちんと理解しておくことが大事です。
例えば、視界の悪い水中撮影では陸上撮影とはいろんな点で異ります。
カメラマンの指示通りに動きたいと思っても、水中では言葉によるコミュニケーションが難しいので臨機応変に対応することが求められるお仕事だと言えるでしょう。
必要な資格はあるの?
ダイビングができること。
これはもう必須と言って良いでしょう。
資格という意味合いでは「Cカード」が必要です。
そしてダイビングのスキルは高い人が望ましいようですね。
資格とは関係ありませんが、水中でカメラマンが何を考えて、どういう姿を撮ろうとしているかを察し、状況を判断した的確な動きがとれることも大事な部分になるからです。
水中カメラマンにとって都合の良い動きをしてくれるダイバーであること。
その為には、水中カメラに付いているレンズの画角を把握する事も重要です。
必須ではありませんが、ダイビングだけではなく使用する器材についての知識も必要なお仕事になります。
水中モデルのダイビングスキルって?
水中モデルに必要なダイビングのスキル。
細かく言えばキリがないくらいにあるようです。
・フィンキックの美しさ
・手の向きや指の動き
・顔の向きや目線
・マスクが曇らないように配慮と準備
・エアーを出す量とタイミング
上記だけでなく、動画か写真かによっても異なりますが、水中で活動するのはとても体力がいります。
基礎体力があることも重要なポイントとなるようです。
水中モデルの動画
今はYouTubeで「水中モデルはどんな風に仕事をしているか」「水中モデルが出演しているPV」などを観ることができます。
「どうやって撮影しているの?」「撮影はどんな順序で進んでいるの?」
文字で理解するよりも、実際に目で観た方が理解が早いということもあります。
水中でサポートをしてもらいながら撮影に挑む姿は、出来上がった物を見るだけでは想像もできないような苦労や努力を知ることができます。
昔と比べて今は
日本でも「水中モデル」人口は少しずつ増えているそうです。
海やダイビングが好きで、素敵な作品に携わりたいと考えている人が増えているからかもしれませんね。