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オンナノコのためのダイビング。

神秘の世界アイスダイビング

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神秘の世界アイスダイビング

冬の特別なダイビング

アイスダイビングってご存知ですか?

流氷など氷の下の神秘的な世界を楽しむことができるダイビング。

外気温、水温ともに氷点下でのダイビングになるので、専用の器材があったり、特別な水中ジェスチャーがあったり…それなりの装備やテクニックが必要にはなりますが、通常の海とはまったく異なる水中世界を体験できるのが特徴です。

 

日本でアイスダイビングはできるの?

日本の代表的なアイスダイビングのスポットは北海道です。

ウトロ、羅臼、網走などが有名スポットです。

その他にも、支笏湖では凍った湖を潜る淡水アイスダイビングも楽しめます。

アイスダイビングは、開催できる場所も期間も限られているので、体験したい!と思ったら、早めに予約を取ることをお勧めします。

流氷ダイビング

毎年1月頃、オホーツク海に流氷が南下してきます。

その流氷の下を潜るのがアイスダイビングの1つ「流氷ダイビング」です。

流氷ダイビングは、氷上のポイントまでソリで器材を運びます。

そして、チェーンソーでエントリーポイント(入り口)やエキジットポイント(出口)を作るんです。

ポイントは元々作られている場合もあるので、そういう時はチェーンソーは使用しませんが、初めて見る方はビックリしますよね。

20分ほどのダイビング で、安全のためガイドロープを身体に巻きつけて潜水することが多く、水温は氷点下、流氷の状況によって入水場所(エントリーポイント)は変更されることもあります。

 

専用の器材は必須?

器材も通常のものだと凍ってしまって機能しないこともあるので、寒冷対策のできる特別な器材が使われるのだとか。

氷点下で潜ることを考えたら… 納得ですね。

フードやグローブも厚手のもの、ドライスーツの中に着る服も重ね着が必要なのだそう。

防寒対策をしないといけないっていうのはわかりますけれど、器材も専用となるとすごくお金がかかってしまいそう。

そして氷の中を潜るということは、かなりハイレベルな技術が必要なのではないでしょうか。

気になるので少し調べたところ、器材はレンタルでおこなうことが多いということでした。

ただ、器材を使いこなすための講習は必須ということでした。 

水中で氷の世界を楽しめるのだから、特別な準備は必要不可欠ということですね。

 

アイスダイビングの楽しみ方

アイスダイビングの1番の魅力は、氷の世界を楽しめるということ。

普段からダイビングを趣味としていて、水中世界を堪能している人にとっても全く別世界に感じるくらい「氷の世界の美しさ」を感じることができます。

氷面からいくつもの光が重なる幻想的な世界を楽しみながら「流氷の天使」と呼ばれるクリオネを見つけることもできるかもしれません。

潜水時間は20分程度ですが、エグジット後に氷の上で遊ぶこともアイスダイビングに含まれています。

運がいい人は1日にクリオネとアザラシの赤ちゃんを見ることができるかも!

気になる料金は???

アイスダイビングを行なうには専用の講習を受講する必要があります。

扱っているお店によって金額も変わってきます。

例えば都市型のお店で、アイスダイビングツアーを申し込むとなると、講習費用と、北海道までの移動費、宿泊施設、レンタル費用などが必要となります。

平均として講習のみの料金が10,000〜20,000円。

宿泊費やダイビング費用を含めると平均金額は、250,000〜350,000円という感じでした。

 

たどり着くまでの準備、過酷な環境でのダイビング

一生のうちに何度も経験できることではありませんし、それだけの価値があるということです。

魅惑的で幻想的な氷の下に広がる水中世界。

1度体験してみたいですね。