
2021年はダイエットを始めた人が増加
毎年、様々なダイエットが流行りますが、2021年は例年以上にダイエットを始めた人多かったそうです。
理由は、外出自粛による巣ごもり生活で運動不足になったり、ストレスで食べ過ぎてしまったり…コロナ禍が大きく影響していると言えるでしょう。
運動不足や食べ過ぎで「太ってしまったから痩せたい!」という人だけではなく、ストレス解消や気分転換にダイエットを始めたという人も多かったようです。
おうち時間が長くなることで、自分にかける時間を増やすことが出来る人が増えたのも原因かもしれませんね。
今回は、2021年に流行ったダイエットをご紹介したいと思います。
ケトジェニックダイエット
短期間で痩せると言われているケトジェニックダイエット。
アスリートやスポーツが好きな人達の間で流行した食事法の1つで、必要なカロリーの大半を脂肪から摂取することで体をケトーシス状態にし、脂肪が燃焼しやすい体にすることで痩せるというダイエットです。
ケトーシス状態とは、エネルギー源である糖質の代わりに脂肪分を分解して作ったケトン体をエネルギー源として働かせる状態のことです。
ポイントは、
・糖質は1日50g以下
・脂質は1日の総カロリーの60%まで
・タンパク質を体重1kgに対して1g以上摂取する
・野菜をしっかり食べる
・有酸素運動をおこなう
などがあります。
糖質制限より即効性があり体重の減りが早く、カロリーを気にすることなく食事を楽しめるのが人気の理由です。
ですが、炭水化物はもちろん、お菓子や果物のように糖質が多く含まれる食品はNGなので、食べることができる種類が限られてしまうことも覚えておきましょう。
その他にも、体内に糖質が足りない状況を長く続けると、頭痛、筋肉痛、便秘、疲労といった副作用が出ることもあるので注意が必要です。
インターミッテント・ファスティング
断続的な断食で、自分の生活スタイルの合わせて食事を特定の時間枠内に制限することの総称です。
セレブに人気が高い「16:8ダイエット」やポピュラーな「5:2ダイエット」が有名です。
「5:2ダイエット」は、週5日は好きな物を食べ、あとの2日は超低カロリーにする。(1日500kcal程度)
「16:8ダイエット」は、1日のうち16時間は水のみ、残りの8時間で食事を取る。
1日のうち13時間は断食し、残りの11時間内で食事をするというものもあります。
ルールは複数存在するので、自分に合うものを探すのが良いでしょう。
インターミッテント・ファスティングは、ただ痩せるだけではなく健康上のメリットがあることが人気の理由です。
ただし、このダイエット法が適さない人もいます。
・摂食障害や摂食障害が回復した人
・低体重の人
・妊娠中、授乳中の人
・糖尿病などの慢性疾患のある人
上記の方は、ファスティングを行うことで精神へ影響を与えてしまう可能性があり、家族や友人など人間関係の不和を起こしてしまう例がいくつか見られたそうです。
厳格なルールを作るダイエットは、精神的にも影響を与えてしまうことがあることを覚えておきましょう。
地中海式ダイエット
肉や卵、乳製品を控えめにして、野菜と豆、穀物と魚を中心に組み立てるダイエット。
ギリシャ、イタリア、スペイン、ポルトガルのライフスタイルをベースにした、世界で最良のダイエット方法に選ばれるほどです。
バランスのいい食事を「楽しみながら痩せる」ことができるのが大きな特徴です。
ポイントは、
・ヘルシーで健康に良い脂質を摂る
・主食には全粒粉穀物を使ったパンやパスタ
・タンパク質は魚から(週に2回以上)
・お水は1日1リットル以上
・昼食をメインにする
・家族や友人と楽しみながら食事をする
などがあります。
ちなみに良い脂質とは、アボカド、オリーブオイル、ナッツ、ごま油などを指します。
1日1杯の赤ワイン、週に1度までなら赤身のお肉もOKと、食事に関するストレスは溜まりにくいダイエット法です。
このダイエット法で体重を大幅に減らした人は、リバウンドをしない可能性が通常のダイエットの2倍という数値が出ているそうです。
ただし、地中海の人と日本人では体質が異なるため、この食事法が合わない可能性もあります。
これから人気が出るかも?
今はそんなに知名度は高くありませんが、人気が上昇しているダイエットもたくさんあります。
・サートフードダイエット
野菜、大豆食品、果物、赤ワイン、ダークチョコレートなどがサートフードに当てはまります。
抗酸化物質や食物繊維が多く含まれるので、アンチエイジングや美肌にも効果が高いと言われています。
カロリー制限が厳しいので、無理に続けると体調不良になったり、リバウンドしやすい傾向もあります。
・チェビトッ
SNSで話題の韓国発の痩せ薬です。
空腹を感じづらくさせ、無理なく食事コントロールができること、新陳代謝を活性化させて軽い脂肪燃焼作用もあるとか。
公式LINEから問い合わせをし、問診に答えるだけで注文できます。
初期時制限などをせずに気軽にできる分、金額も月25,000〜30,000円と高額のようです。
今回は2021年に流行ったダイエットをいくつかご紹介させていただきました。
リモートワークやステイホームが当たり前になっている現状は、まだもう少し続きそうです。
ストレス発散や体重増加を防ぐため、自分に合ったダイエット方法を見つけて挑戦してみるのはいかがでしょうか。