
ダイビングに適した髪型
ダイビングは水中でおこないます。
水中では髪の毛をしっかりまとめておかないと、視界の遮断や記念撮影での失敗など、心からダイビングを楽しめない状況を作る原因となってしまいます。
ダイビングを楽しむためにも、海でも可愛くいたい!という方にも、ダイビング時の髪型を考えるのは大切なことだと思います。
前回は大事なポイントとして「前髪のまとめ方」をいくつかご紹介しました。
今回は後ろ髪のまとめ方をご紹介させていただきます。
ショートヘア
ショートヘアで結ぶ髪がないという方は、基本的に後ろ髪はそのままでOKです。
オン眉とショートを組み合わせた髪型ならば、ダイビングで邪魔になることはありません。
マスクで髪を押さえられるので、スッキリした髪型をキープできます。
もし、何かアレンジしたいという方は前髪をメインにおこなうのがベスト。
前髪とサイドに長さが少しある場合、ポンパドールをしたり、小さなくるりんぱを前から後ろに重ねてみたり、両サイドで編み込みを作る髪型がまとまりやすいです。
ボブヘアやミディアムヘア
ボブのように全体をまとめるのが難しい長さの場合は、ハーフアップがおすすめです。
耳の上のあたりで髪を上下に分け、上の髪をゴムで結べばハーフアップが簡単にできます。
上の髪で下の髪を押さえることができるので、水中で広がる心配もなくなります。
両サイドからのツイン編み込みも可愛いです。
ミディアムのまとめ髪はやや高めのお団子ヘアが華やかにまとまるのでおすすめ。
ポニーテールができる長さならば、やや低めで結ぶ方が邪魔にならずにまとめられます。
ロングヘア
ロングの場合は耳よりもやや下の位置、もしくは頭のてっぺんの位置(正面から見たときに見えるくらいの高さ)でまとめるのが良いでしょう。
真ん中あたりの位置にマスクストラップというマスクを止めるバンドがきてしまいますので、それを避けられる位置でまとめるのがベストです。
ロングの場合はまとめ髪のバリエーションも多いので、前もって試してみて「どの髪型が一番自分に合うのか」をチェックしておきましょう。
ロングヘアのバリエーション
ポニーテール
ポニーテールにする場合は、高めに結ぶ方が良いでしょう。
低めに結んでしまうと、器材を背負う時に髪が背中とBCDの間にはさまることがあり、引っ張られる感じになったり痛かったりするので要注意です。
もう1つの注意点は、ポニーテールだけだと水中での浮遊は防げません。
マスクストラップで押さえておいたり、三つ編みや複数のゴムで分割して結ぶのが手軽です。
おしゃれ感を出したいならば、紐やリボンでぐるぐる巻きにするなどのアレンジがおすすめです。
おだんご
おだんごが最適!と言われるくらい、おだんごヘアダイバーは多いです。
まとまりやすいし、浮遊もしません。
高めの位置でおだんごにすると、器材をにも絡みませんし、マスクの脱着がしやすい、ドライスーツがとても着やすいなどメリットがたくさんあります。
見た目も可愛く、ダイビング後も髪型が崩れる可能性が低いのが人気が高い理由です。
ツインテール
一般的にツインテールと聞くと高い位置で2つに結ぶイメージが強いですが、左右に分けてゴムで結ぶだけでもツインテールです。
左右の耳の下あたりでまとめて、くるりんぱをプラスしてもとても可愛いです。
ポニーテールで紹介したアレンジを加えてもOKです。
編み込み
編み込みヘアも人気が高いです。
1つにまとめたり、両サイドから編み込むアレンジが多いですが、裏編み込みやフィッシュボーン、フレンチブレイドも素敵です。
海外の女性ダイバーはフレンチブレイドにしているイメージがありますね。
通常の編み込みよりも難易度は上がりますがおしゃれ度もグッと上がります。
いくつかのバリエーションを紹介しましたが、共通する注意点は「ゆるふわ」にしないこと。
日常ではゆるふわはとても可愛いですが、水の中から出てしまうと崩れてしまう可能性大です。
ダイビング時はしっかりとまとめることを意識しましょう。
まとめたヘアスタイルに、シュシュやバンダナ、カチューシャなどのアイテムをプラスしても素敵ですし、流行りの大きめのパッチン留めを使ってもオシャレに仕上がります。
陸でも水中でもおしゃれをしたい!という人は、難易度の高い髪型でも挑戦してみる価値ありですよ。